芸術の秋
秋って大好き。
みなさんは何に秋を感じますか?
私は、金木犀の香りがすると、秋だって感じます。
先日の中秋の名月、雲に隠れた月の周りに虹のように輪っかが観えて、
本当に幻想的でした。
秋になると、無性に本が読みたくなる。
この間、季節がずれましたが、湯本香樹実さんの『夏の庭』を読みました。
読んだ後に爽やかな夏の終わりの風を感じる作品でした。
3人の男の子たちが、みんな愛らしくて、彼らの将来が気になるなぁなんて
少しおばさん目線で読み終えたのですが、同時に、おじいさんに学ぶことが多く、
やっぱり高齢者はみな人生の先生だと感じました。
今読んでいる本は、IRVIN D. YALOMの『ニーチェが泣くとき』。
まだ読み始めですが、ニーチェが精神病患者で、彼を診る医師の目線で書かれたお話です。もう、この設定だけで惹かれてしまい、古本屋さんで一目惚れしました。
読んだら、感想を書きたいと思います。
秋になると、食べたくなる。
食に対するこだわりが強い私にとって、秋は至福の季節!
先日家族でイタリアンの夕食にいってきました。
名古屋千種区にあるヴィチーノさん。
今までたくさんの生ハムを食べてきた中で、ここの生ハムは2番目に美味しかったです!!!!(一位はイタリア パルマの友人の実家で食べた生ハム)
生ハムを食べに行くだけでも価値のあるレストランですが、シェフの笑顔も素敵ですし、パスタもとてもこだわって作っておられました。
リピートは決定です。みなさんもぜひ。
秋になると、美術館に行きたくなる。
芸術に触れることは人生を豊かにしてくれますね。
自分が見たことのない、感じたことのない世界に連れて行ってもらえる、
そういう素敵な出会いを求めて、美術館へはよく足を運びます。
最近は、『ダブル・インパクト 明治ニッポンの美』へ行ってきました。
開国後の日本美術の変化を絵画から感じてきました。
日本が取り入れてきたもの、残してきた日本独自の美、なんといっても西洋の文化に対する衝撃がダイナミックに描かれていて、とても楽しめました。
いま名古屋のボストン美術館で開かれている『ヴェネツィア展』へは11月に行きたいと思っています。
秋になると、音楽が聴きたくなる。
様々なジャンルの音楽を楽しみますが、秋になるとなぜかクラシックやジャズを聴きたくなります。
今回は、父親がたまたまレクサスのコンサートで出会って気に入ったという、ジャズシンガーさんを紹介します。
Hiroko Williamsさん。
今は気分でMoon Riverを聴いていますが、声に温かみがあって少し切なくて、この世界にずっと浸っていたいなんて思ってしまいます。
伴奏のギターの方の演奏も涙がでるほど素敵です。
彼女のCDはどれも音源がクリアーで、すぐそばに居て聴いているような感覚を味わえます。
ジャズに興味がない方にも聴いていただきたい。オススメです!